ダウ平均の暴落を願うドル売り日記

暴落を願うトレーダーの日常と相場の話。本命はドル売り(*‘ω‘ *)他にも本の紹介などできたら。

『中央銀行』という本を読み終わった(*‘ω‘ *)

感想文に入る前に、トレードについて…(*‘ω‘ *)

まことに不調だ(*‘ω‘ *)凄く不調だ。ただ、エントリーの上手さは異常のようである。全てのエントリーで一定の利益が出る状態にある。不調の要因は、①レバレッジの高さ、②利食いを伸ばそうとしすぎ、の二つに要約されるだろう。

稀に戻しや押しを作らずに動くトレンドもあるが、基本はそれ相応の戻しや押しがある。レバレッジが高すぎるのは追撃売り(買い)をするからだが、結果的に、一時的な逆行に耐えられないのだ。高いレバレッジなら一回の急変動で利食う。低いレバレッジなら押しや戻しを我慢する、その様にした方がいいのかも知れない。

以前、あるトレーダーにトレードについて助言を求めたところ、『月月さんは、利食いが遅すぎる!!短期なら優位性が高いし、エントリーも上手いのだから、バランスを着にしたらどうか』というアドバイスを頂いた。この前の無双前はそれを意識したものだ。もう一度、この言葉を意識して頑張りたい(*‘ω‘ *)

 

ところで、今日は元気だ。ブログを二回書いて、3時間読書して、相場を起きて監視するぐらいの、元気がある。まだまだ鬱の瘡蓋のような、症状があるが、それでも去年から見ると見違える程だ(*‘ω‘ *)

 

さて、感想文に戻るとしよう。

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中央銀行』と言う本は、白川前日銀総裁の書いた回顧録である。

彼の在任中にトレードを始めた私としては、彼のイメージは『デフレにもインフレにもデメリットメリットがそれぞれある』というスタンスの中央銀行総裁だったと言うものだ。

この彼のイメージは市場や社会からあまりいい印象では見られなかったのではないかと、退任時の安倍内閣とのやり取りから感じられたものだが、私は、このイメージが凄く好きだった。お陰で、金融部門では一番好きな人物かも知れない。

 

私自身も、デフレとインフレ、それぞれにメリットデメリットがあると考えている。そう思うのは、デフレや景気悪化で儲ける傾向のあるショーターだったからかも知れない。

 

そういうイメージが先行していたのと、白川前日銀総裁の書いた、『現代の金融政策』という本が凄く好きだったので、この本も買って読んでみることにした。発売そのものからは大分時間が経っていると思うが、発売した時期はお金に余裕がなく、同時に鬱も重かったので、これだけの重い本を読む余裕が色々な意味でなかった。

しかし、中央銀行総裁やアメリカの財務長官の回顧録などは、かなり好きなので、読める日を楽しみにしていた。

 

この本は、白川前日銀総裁が日銀に就職してからの、金融情勢についてかなり触れられているが、やっぱり、私が一番意識してしまうのは、ショーターなので、バブルがどうやって起きて、どのような周期ではじけるのか?という点だ。ここにばっかり興味を持ってしまう。

 

その観点からだと、一番参考になったと感じて、同時に、2020年の相場の変動を期待できるのきっかけになったのは、2007年~2008年にかけての記述だったと思う。

 

結局、相場に関わる人間として、この手の本を読むと思い浮かぶことは、全てポジトークになってしまうのだが、当時も2007年に経済の不調が観測されて、実際に暴落に転じたのは1年後だったみたいだ。

今の相場を見ていると、経済指標などは少しずつ弱まってきて、景気の後退を予測させる反面、株式市場は強いと感じてしまう。それを見ていると、ショーターである私なんかは、2013年からショートをしているが、本当に、今回こそは暴落するのか?と不安になってしまうのである。

しかし、2007年もそうだったとの記述には、勇気を貰った思いだった。

著者の性格を表しているのか、淡々と当時から今までに遭ったことを客観的に描いてある書だった。お陰で、今の相場環境と合わせて、そういう点を考察できたのは、凄くありがたかった。

 

ところで、本全体のイメージとしては、デフレそのものを悪いと言っている箇所はなかった。私個人としても、デフレが悪いとは思わない。悪いのは景気悪化であって、物価の下落ではないと思っている。

この本はそういう考えの人間にとって代弁してくれていると思えるだろう。

 

ここのブログを見て頂ければ分かるが、私の文章は拙いし、同時に専門知識にも欠けている部分が凄く多い。その点、この著者は日本の問題をデフレそのものではないという点を、理論的なことも示しつつ語ってくれているのだ。

 

私自身には、日本経済の何が悪いのか、分からない(*‘ω‘ *)

 

アメリカ旅行で比較的治安の悪い地域を歩いたこともあるが、そういう地域と比較的華やかな摩天楼と比べると、アメリカの経済こそ、持続可能なようには見えなかったからだ。しかし、バブルとその崩壊を繰り返したここ20年あまりで、日本でもそういう不均衡が広がり、それそのものは良いことではないと、この本にもあった。その部分に、私も大賛成だ。

 

 

ちょっと話は逸れるが、私は白川前日銀総裁が、中央銀行総裁だった時期、金融関係の一番好きな著名人は彼だったが、今一番好きなのは、アメリカのトランプ大統領である。

 

私の性格的特徴として、言葉は無視して実際の行動を見る、というものがある。

それによると、白川前日銀総裁がデフレ退治をするという言い方をしたところは見たことはないが、金融緩和などについてはかなり積極的にやっていたという印象があるのだ。

同時に、攻撃的なTwitter投稿の多いイメージのトランプ大統領だが、戦争は一切やらない。その意味で、彼を安心して見ていられるのである。

また、トランプ大統領はアラブの富豪等と仲良くはしているが、その反面、格差は自己責任等と言っているシーンも、そういう政策をとったという経緯もないのである。

民主党員よりリベラルな大統領なのではないかと思って見ている。

 

そんなトランプ大統領が、金融危機に直面した時に、する対応はどういうものになるのだろうと、そういうことも考えながら、この本を読んだ。

 

2007~2008年についての、『中央銀行』の記述によれば、金融危機の最初の一撃が来る確率が高いのは、2020年の夏ぐらいだ。

 

白川前日銀総裁が、金融緩和に消極的なイメージを作りつつ、バレンタインサプライズを行ったり、他の金融緩和を積極的に行った記録がいくらでもある。

イメージと本人の行動は乖離するのではないだろうか。

 

トランプ大統領が、現在のFRBを批判することはよくある。その反面、あれだけ行動的な彼が、中央銀行の独立性を制限する法案を議会に提出することはないのである。

トランプ大統領は、白川前日銀総裁のこの『日本銀行』に書かれたような対応をする大統領ではないかと思っている。この二者に抱くイメージは『似ている』というものだ。

 

今後の暴落期の相場を予測するのに、必要な書だったと思っている(*‘ω‘ *)