ダウ平均の暴落を願うドル売り日記(*‘ω‘ *)

暴落を願うトレーダーの日常と相場の話。本命はドル売り(*‘ω‘ *)他にも本の紹介などできたら。

『景気の回復が感じられないのはなぜか』を読んだ(*‘ω‘ *)

 

寝ていても昼夜逆転してしまって、明日出勤できなくなるので、ブログを書こうと思って座っている(*‘ω‘ *)

 

しかし、今一ブログが乗らない感じだ(*‘ω‘ *)

 

はあ…!!仕事がない日は毎日ブログを書くことを目標にしようかと思ったけど、意外に難しいなと思った(*‘ω‘ *)

読書したりお出かけしたり、仕事したり、リア充をしていないと、やっぱり、評論家みたいな調子になると思うのである。たとえポンドで大損したとしても、自分が主役であり、評論家ではなく参加者としてのブログを書きたい(*‘ω‘ *)

しかし、今日は幸い!!昨日、『景気の回復が感じられないのはなぜか』を読み終わったので、書くことがある(*‘ω‘ *)

 

『景気の回復が感じられないのはなぜか』を読み終わった(*‘ω‘ *)

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これは、ローレンス・サマーズというアメリカの元財務長官と、ベン・バーナンキというアメリカの元FRB議長のブログでの討論をまとめたものだ(*‘ω‘ *)

内容は、『なぜ景気が回復していないのか?』という部分については、バーナンキが説明しつつ、その解決策を独断と偏見から、サマーズが書いているという感じだ。

専門用語については、たまに国会中継などでも聞かれる言葉があるので、この手の話に慣れている人には、そこまで困ったものではないが、初めて、景気回復について疑問を持ち、読み始める人には厳しい話が多かったりする。

金融政策について触れられているからだ。

金融政策について、トレードでもしていない限り、興味を持つ一般人はいるだろうか?それに、私は、金融機関の関係者が書いた本で、『素人は楽だからとテクニカルは勉強するが、難しいからとファンダメンタルズを勉強しようとはしない』という文章を見たことがある。その意味で、勉強する意欲がない人には、難しくて読めない本だと思う。

ただ、難しさなら、これの一個前に読んだ、『中央銀行』という本の方が難しい(*‘ω‘ *)

ちなみに、これら二冊の本の難しさは、大卒者を前提としていると思う。

近頃の本は勉強する意欲のあるグループ向け以外、ないのだろうか…?

 

ただ、結論から。まあまあ、面白い本だったと思う(*‘ω‘ *)特に興味深い表などが何枚かあった(*‘ω‘ *)

 

私個人としては、雇用のミスマッチや『中央銀行』という本で読んだ、各種の過剰の解消がなされていないこと、この二つが長期停滞の原因だと思っている(*‘ω‘ *)

 

その意味で、サマーズのインフラ投資で失業者を吸収しろという案には反対だ。このサマーズの投稿は、2013年ぐらいのものらしい。この時期は、ユーロ圏でのギリシャに始まる債務危機が決着を見たか見ないかの時期だったと思う(*‘ω‘ *)

しかし、今、アメリカの雇用統計等を見ると、失業率などはかなり改善している。もっとも、ニュースではたまに、『職探しを諦めた人が多い』という解説を聞くことはあるが。『対立の世紀』という本も読んだが、これにも、アメリカでは、職探しを諦めてパートタイムの職にすらついていない人が増えているという記述があった。これについては後述しよう。

 

しかし、この雇用情勢で、インフラ投資の土木作業員を募る意味はあるのだろうか??とは思う。

 

その意味では、この本では全面的にバーナンキに賛成な私だ(*‘ω‘ *)

 

バーナンキは、景気が回復しない理由について、長期停滞論ではなく、一時的な落ち込みであり、いずれ回復すると言っている。そして、2006年ぐらいの回復についても、バブルかと思われる家計債務に支えられた資産価格の上昇はあったが、その好景気の分は貿易赤字によって相殺されたというようなことを言っていた(*‘ω‘ *)

 

これは現在の日本に当てはまるのではないだろうか。しかし、今の、2019年の日本で、そこまで債務の膨張があるとは思えないが。

今、日本も貿易赤字だ。貿易赤字が膨らむことは、その国の経済成長の足かせになるのかも知れない(*‘ω‘ *)

しかし、イギリスも貿易赤字だ。その意味では、工業国から、ある程度成長した成熟国家では、貿易赤字が常態化するのは当然で、受け入れるべきなのかも知れない。しかし、そうなった国がその後どうやって豊かになっていったかは、昨今の歴史では示されていないから、新境地ということになるだろう。

 

しかし、結局、アメリカに限れば、景気は回復してきているのが、2018年以降なのだから、サマーズの言っていた長期停滞論というものではなく、バーナンキが言っていた、一時的な景気後退であり、いずれ回復する、というのが正しかったように思える。

しかし、バーナンキというのは、FRB議長になる前は、デフレを退治する為と言う理由で、日銀に積極的な政策を求めた人間なだけに、自分も中央銀行総裁になって、色々苦労すると、論調も変わるのだな、と思ったのが、この本だ(*‘ω‘ *)

 

私個人としては、長期停滞の理由は雇用のミスマッチや、各種過剰が解消されていないせいだと思っている(*‘ω‘ *)

その罪は金融緩和にあると思っている。金融緩和するお陰で、一時的にショックを和らげて、不況のショックを社会や国家が受け入れられるレベルにするという効果があるみたいだが、個人的には、それで和らいだことは、実際にショックを受けることよりも長期的に見たら、害悪なのではないか?と思うことがある。

 

サマーズはインフラ投資を挙げるが、私が度々言っているように、ほとんどの職探しを諦めた失業者の求める人生は、土木作業員としての一生ではないのだ。

私は、生活保護を貰う人達を見て、その人たちのような人生が嫌だと思った理由があり、そのお陰で、非正規雇用のしがないバイトとかできる(*‘ω‘ *)

しかし、ほとんどの人は、そこまで人生が一時的にも急落することはなく、ある程度の尊厳が保たれる。そのお陰で、今土木作業員をやるぐらいなら、将来生活保護を貰う方がマシだと思うのだ。

この辺の気持ちやミスマッチを理解しない限り、経済は活性化しないと思っている(*‘ω‘ *)

 

そして、この中では、トレーダーの私としては興味深い二つの記述があった(*‘ω‘ *)

一つは、LIBORが少しずつ2013年から上がっているというもの。しかし、そのグラフには、2008年のLIBORも載っていて、この時も一時的に今より高い水準に上がっているのである。

これが急激に上がるということは、金融危機の前触れではないのか?それか、金融危機の最中ではないのか?

私には、このLIBORの上昇は景気回復を示しているというよりも、2013年以降の株価の上昇分は全てバブルだったのではないか?と思えてならない(*‘ω‘ *)

あの時、アベノミクスで世界同時株高になったが、本当はあの時に、世界の株価は落ちるべきだったのではないか。あの時のショックを先送りした為に、今があるのかもしれない(*‘ω‘ *)

 

二つ目は、金融緩和や利下げを繰り返して、ゼロ金利が定常化したら、次の金融危機の際に落とす金利幅がなくなり、金融危機の際の持てる手段が中央銀行に亡くなってしまうかもしれないというものだ。その事態を防ぐ為に、インフレにするように努力する必要がある。バーナンキはそう言っていた。しかし、インフレになるだろうか。

日本のバブル期も2006年ぐらいの好景気の時も、インフレ率は大して高くなかったと思う。原油価格が上がれば一時的に物価が上がるが、それ以外の理由で資産価格以外が上がった瞬間を見たことがない。その意味で、私は物価が上がらないと見ている(*‘ω‘ *)

これならば、次の金融危機で、中央銀行に打つ手はない(*‘ω‘ *)

ショーターとしては美味しい話だ。

 

この二つは、相場の売り方としてのポジトークだが、『景気の回復が感じられないのはなぜか』で読んでいて、嬉しくなった(*‘ω‘ *)

 

経済の入門書として読むとしたら、ちょっと難しいし、簡単な読み物のレベルではないと思う(*‘ω‘ *)

しかし、日々相場に向かい合うトレーダーが珈琲ブレイクとして飲むのなら、丁度いい本だったと思う(*‘ω‘ *)