ダウ平均の暴落を願うドル売り日記

暴落を願うトレーダーの日常と相場の話。本命はドル売り(*‘ω‘ *)他にも本の紹介などできたら。

【読書】『トランプ最強の人生戦略』を読んでみて(*‘ω‘ *)

前回の日記で読書について少しアクセスが…と書いたが、気のせいと言うか、このブログではなかった。私としては、こっちに書いたつもりだったので、今書こうと思う。

 

『トランプ最強の人生戦略』について。

 

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本の著者は、誰でも知っている現アメリカ大統領のトランプ氏だ。

 

どんな本か一言で言うと、『自己啓発本』の類だと思う。伝記とかそういう部類を期待していると、違うと感じるだろう。

私は、『トランプってどういう思考回路で成功して行ったのかな?』というのが気になったので、読んでみた。

個人的には、自己啓発本の類は、『ザ・シークレット』しか読んだことがなかったのだが、ああいう宗教めいたものよりも、トランプの本の方が響くものがあった。

 

全体を通して言われているのは、『自分を信じろ』ということだった。私の人生でも、自分を信じた時の方が大きな成果が出たので、これは言えていることだろうと思う。

特に、トレードでは、何故か負けが込んで自分を信じきれなくなった時はさらに負けやすく、自分を無敵のトレーダーと錯覚している時は、更に連勝するものだ。そして、その連勝も、『そろそろ負けるのでは?』と不安になった瞬間に確かに負けるのだ。

しかし、これについては、私はデータをとっているので、分かっている。

不安になった時に負けるのは確かだが、連勝の最中にも負けている。負けているが、負けに対する対処が上手いのだ。

ここからも、思うことがある。

自分を無敵だと信じている時、負けを深刻に捉えず、勝ちを過大に評価する傾向があこる。

これを慎重さを失っていると酷評する人もいるだろうが、私は、間違っていないと感じている。

よく言われているが、『成功した人も、失敗した人も、共に平等に自分を信じていた』…と。『しかし、成功したのは、その内の1%だ』と。

しかし、だ。そもそも信じていない人での成功例はないのだ。この1%に入るには、まず、自分を信じないといけない。

今日と同じ明日を迎えるか…?

確かに、自分を目標に向かわせ、信じることをしなくても、今日と同じ幸せで豊かな未来は失われないだろうと思う。しかし、この世界には、まだ知らないこと、経験していない幸せ、見ていない豊かさ…そういうのが沢山あるのだ。

私は、Twitterもやっているが、それを見ていると、海外の富裕層はバケーションで本当に豊かで綺麗な場所に出かけるのだなと驚かされることがある。私もそういう生活が送りたい。

その為には、今の豊かさに満足するわけにはいかないのだ。『失敗した人も自分を信じていた』。しかし、『成功した人で信じていなかった人はいなかった』と行動経済学などでは言われているが、それなら、1%に入る為に、信じきるしかないのだ。

 

トランプ氏は自分を信じることが簡単な人物だったのだろうと思う。

 

私は、色々な歴史上の人物の伝記を結構読んでいるのだが、それによると、若いうちに全員ある程度は成功しているのである。大体、最初の成功体験が10代である。

 

以前、何かの本で、『自分が自分を大切にしないと、他人が大切にしてくれないから自分を大切にしろと言うが、誰も大切にしてくれない自分をどうやって大切にしたらいいのか』という文章を見たことがある。これも納得できるし、共感すらできる。

 

私は、そもそも、成功体験のない人間が、自分を信じるのは難しいと思う。歴史上の人物の成功はトランプ氏と同等か、それ以上のものがいくらでもあるが、彼らのほとんどが10代で最初の果実を口にしているのなら、自分を信じることができたのは、当然なのだ。

平凡な人生を歩んでいる若者が、トランプ氏の言うレベルで自分を信じるのは、難しいと思う。

だからこそ、成功者というのは、一握りしかいないのかも知れない。

 

つくづく、マタイ効果を思い出す。

『富者は更に富み、貧者は持てるものまで奪われる』。

しかし、市場というのは、貧者が富者に挑戦できる、唯一の合戦上だと思う。

ここで一財築けば、更に富む富者になれる。

アダム・スミスは、『富みと言うのは少量でも持っていれば後は入ってくる。しかし、その少量を持つのが難しいのだ』と言っていた。

アダム・スミスの言葉は、市場への挑戦への福音ではあるが、自己信頼について言うなら、10代で成功した成功体験豊富な若者は、自分を信じ、トランプ氏のような成功を収められると思う。しかし、10代で挫折してしまった若者は、自分を信じることができず、成人しても成功することが出来ないともとれる。

前者は成功が成功を生み、後者は挫折が挫折を生む。

 

私自身は、ブレグジットで『偶然』成功した。だから、自分を信じることができる。

それに、10代でも、10年に一人に入るレベルの成功があった。

しかし、そういうビギナーズラックのような幸運に恵まれなかった人が、自己信頼の方法を獲得しているのか?というと難しい。

 

自分を信じるというのは、本当に相場に似ている。

 

やり方を分かっている人には簡単だが、知らない人には、当たり前に見えて、実行不可能。

 

この手の本が溢れて読まれ、ベストセラーもこの手の本の中で多い。

それは、直感で、それが正しいと分かっていても、それを実行できないもどかしさの中に理由があるのではないだろうか。

 

良い本だったと思うが、10代で人生は決まると思う。

そんなことを、考えながら読了した。

 

(別のブログとか感想文が大分違う)(*‘ω‘ *)