資産は増えている。
今月も、含み益は15万を超えた。それでも、私の一回のロスカットは、10万台なので、この程度で利食うことはできない。
この思考は合理的ではないだろう。
価格的に最高値に達したのなら、どれだけ利益が少なくても、逃げるべきではある。
しかし、マイナススワップのポジだから長期では持ちたくないが、それでも、1~2週間で、かなり大きな利益を出すという見通しもある。
とりあえず、今月も先月に続いての100万超えを目指してはいるが。
私は、テクニカルだけに頼ってはいない。
その理由は、20代前半に関わった、投資銀行の中の人との関わり故だ。
個人投資家だと、テクニカルだけで勝っている人しか、実は見たことがない。
しかし、その後一時的にやめるのだが、当時試しにトレードをしてみていた私に対して、その人物は、
『貴はがテクニカルだけを見ている。それは市場価格は全て正しいとの理論が元だ。しかし、たった数ヶ月で価格が大きく変わる株式が沢山ある。それは、価格が間違っていたことを示しているに等しい。それを見極める為には、ファンダメンタルズの勉強も必要だ。』
と言ったのだ。それは、今でも印象に残っている。
ところで、タイムマシーンで過去に戻れるなら、今の時代は、アメリカの白人男性に生まれてくるのが勝ち組だろう。
白人至上主義ではない。寧ろ逆のことを言いたい。
白人男性と言うだけで優遇されるのは、おかしい。他の人種や女性に対する差別について、切々と訴えたい。
このブログ、時たま思うのである。
かなり知性的に高い内容と、太い実家と、100万円のトレード収益と、将来の100億を超える利益を目指すことを、全面に出している。
私は、女性として30年以上生きたが、それ故、女性でありながら野望を抱くことの難しさを良く知っている。
女性に生まれたなら、『結婚して専業主婦になりたい。』と言えばいいのだ。そうすれば、それだけで、男性と、ジェンダー観の古い女性から守ってもらえる。
しかし、ここまで書いて、一言書いて、それだけで言えるが、そんな惨めな人生はお断りだ。
ただ、自分みたいに野望があるなら、白人男性としてアメリカに生まれて、そしてハーバードを目指していたら、凄く楽だったと確信を持って言える。それだけ白人男性が優遇されている世界なのだから、アジア人や黒人、世の女性は全員怒っていい。
年末に、フェミニストと黒人差別について網羅している以下の一冊を読んだ。
この本は少し読みにくく難しい。ハッキリって、アダムスミスの『国富論』の方が古典の癖に簡単に思えるレベルなので、文章が上手いとは言い難いが、著者はブログで成功した人物だ。意外。
日本のブログと海外のブログで基準が違うのかも知れない。
私もドイツ史などの専門的ブログを購読しているが、人気はない。
海外のブログだとクルーグマンやバーナンキなどの執筆もあるぐらいだし、この人物の見解も極めてアカデミックだった。もしかしたら、日本みたいに簡単なHow to 系よりも学術的であり、憂さ晴らしよりもキャリアアップの参考になる内容が受けるのかも知れない。
海外が発展している理由が分かる。
しかし、個人的には、日本の停滞は、円という最強通貨を持ったからだと思っている。
これがあると働く必要はない。進歩も、進化も必要ない。この話は、またの機会にしよう。
この、バッドフェミニストと言う本、別に著者がピンクを好きだから、自身をバッドフェミニストと言っているとかそういう風に書かれているが、私個人としては、化粧をしてピンクを着ることは、フェミニズムに反しないと思っている。
衣装とは、ツイステッドワンダーランドでヴィルが語るように演出であると、私も思っている。
その意味では、フェミニズムガチ勢が言う様に、似合う服を何歳になってでも、という意見には賛成しにくい。
TPOは、やはりあり、それを満たしつつ、何らかのエレガンスを表現できたときに、美しいと形容される。
しかし、美しいというのは、本当に自由意志に基づく選択か?と問うのもフェミニズムなのだ。他人からの評価、それではなく、自らの気分を上げるもの。それを選び、他者の評価から自由に生きる。これは、昨今流行りの自己肯定感と同じ意味ではないだろうか。
しかし、アドラーは別の意見を持つ。
『自分とは、他者との文脈の中で解釈されるべきものであり、一人であれば、誰でも王の様に振る舞える。』
ニートには耳が痛い。こういう存在になりたくないから、トレード以外の、外の評価をコミュニケーション能力を要求され要求する仕事もしている。
真の意味でかっこいい大人になりたいのだ。
ピンクを着て化粧をするのは、自分の為。男性の為でも結婚する為でも、美しい女性らしさを表現する為でもない。私の一番のお気に入りの服も、ピンクのヴィヴィアンだし、ヴィセのピンクのシャドウは使う。
それは、この著者も分かっていることだと、本から分かる。
バッドフェミニストというのは、皮肉だろう。
そして、この本の個人的に良かったと思った点は、海外で、中絶手術が問題になる理由についてと、黒人差別についてが、詳しく書かれていた点だと思っている。
中絶手術が昔は魔女と呼ばれた女性たちの能力だったと、この本で初めて知った。
そして、魔女と言われて火炙りにされるリスクがあっても、女性たちは自らの権利の為に常に中絶しようとしてきた歴史も知った。
そして、アメリカでは、主に共和党に中絶反対派がいるが、その中絶反対を標榜する人達が維持しよとするのは、古い男性の権利であるということも。
女性に、半分は自分にも由来のある子供を殺す権利が渡るのが嫌なのだろうと言うことも。
しかし、いざ、子供を産んだらどうだろうか。
女性ばかりがキャリアを諦めて、家庭に入り、専業主婦になり、狭い世界で生きること、自由と自立の権利が失われること、それが現実だ。
それについて、韓国での苦悩、日本やアメリカでもきっと同じだが、それを、以下の本で読んだ。
本当に、男性ばっかり無責任に生きられていいなあ…という気持ちと同時に、私自身もLGBTだから正直関係ないとも言えるが、日本やアジア圏では絶対に結婚したくないと思った。アメリカでも、共和党の地盤では結婚したくない。
元々、結婚が嫌だったし、そうならないように稼いできたが、その理由は、フェミニズムを勉強するにつれ、女性ばかりがキャリアを諦めて、子育てと家庭を任されることの恐怖から来ていたのだと、実感する。
男性も家事してる??
でも、手伝っている程度に過ぎなく、男性には、会社での成功と所得とキャリアが残っている。女性の為に男性が我慢していることと、女性が男性の為に諦めなければいけなかったことは、絶対的に釣り合わないのだ。
中絶の権利が、その男女平等の為の、一種のシンボルの一つになっていることも、理解できるのが、バッドフェミニストだ。
日本にも、その残滓の様なものはあるだろう。
『女性は結婚したがっているし、子供が好きであり、産みたがっている。』との神話だ。
男性に知ってもらいたいのは、女子会になると、基本は、子供嫌いの話が必ず出る。
子供が嫌いな女性は結構多い。
しかし、男性に逆らえないから産んでいる現実もある。
アメリカ女性は、冗談で、世界一結婚したくないと言われるぐらいに、世界で最も自立している。しかし、その彼女達でさえ、全員が中絶の権利を持っているわけではないのだ。
それを知ったのが、この本だった。
そして、この本で、詳しくは、アジア人であり、純血主義の日本で生まれ育った私にはピンとこなかったのだが、黒人差別についても読んで、白人男性が心底嫌いになってしまった。
今日は、二つの本について紹介した。
両方共、フェミニズムの観点から見たら、良書だ。
しかし、フェミニズムだけあって、バッドフェミニストの著者は女性だ。
私は、男性だったら、100億~1000億を目指すブログを運営するのは、やりやすかったと心底思うし、それは、全てのフェミニズムの本が示すところだろう。
こっそり、大枚稼ぐなら女性にもできるが、そして、月50万程度までなら、反発もないだろう。
しかし、月収100万を超えるあたりから反発が出てくる。
特に、男性陣からは、自分は稼げていないのに、専業主婦になることすら否定するようなろくでもない魔女みたいな女性が何故…と思われる。
なんとなく、性別隠してブログをやっておけばよかったと思った(*‘ω‘ *)
先日食べた、贈答用の雲丹とイクラとサーモンを使った海鮮丼を晒していく(*‘ω‘ *)