ダウ平均の暴落を願うドル売り日記(*‘ω‘ *)

基本は億にも達していないトレーダーの日常。トレードも読書も英語の勉強も、趣味もお洒落もダイエットも、全て無理なく楽しく続けることをモットーにしています。小さな努力も続ければかなり大きな成果に。基本成果を早く出そうとするから皆苦しいのだと思っています。

『根拠なき熱狂』を読んで年越し&新年。今年こそ暴落の年になるか…2022年1月からの株価。

今年の年末から年始にかけて、以下の本を読みました。

『根拠なき熱狂』

 

これそのものは、色々な経済の本に引用されていて、そこで、シラーと言ってノーベル賞獲った経済学者がITバブルの崩壊をあらかじめ予測した本として紹介されている。

度々気になっていたし、今後のバブル崩壊に備えたくて、読みたいと思いつつ、これは紙の書籍しかないので面倒くさくて後回しにしていた。しかし、年末、何か来年に繋がる物を読んで年越ししたいと思い、ダウ平均、ナスダックを見ていたら、少しずつ勢いなくなっているよな。月足見ると、ここでショートとか狂気の沙汰だけど、でも、どう見ても既にバブルに入っている角度だよな…と思っていた。その時に、この本なんてぴったり☆と思い選択。

 

とても面白かったです。

 

バブルを形成した理由について、今の日本と同じ条件、2013年から続く日本と同じ条件の心理的要因が、ITバブルの前にはあったと。社会環境なんかも似たとこチラホラ。

愛国的理由とかその辺は日本にそっくりだと思いましたね。あとは、インフレヘッジとの見方も広がったとか。未だに、結局はナスダックが高値更新しているお陰で成り立っていることですが、長期で持てば株式は必ず利益を出すとのランダムウォーク理論。

 

しかし、著者は、1929年から例を出し、あの時の最高値で持っていたら、その後10年のパフォーマンスが下がるなどのデータを統計的に示しています。他にも、ここ100年の株式市場の上下を図で解説していましたが、その各高値で持っていたら、その後10年のパフォーマンスは悪いとの統計データ。

それでも、長期で持てば最高の投資先が株式市場だと信じて疑わない大衆。

データが示すのは、上がったものは、基本は下がるとの事実。

 

ところで、2000年頃の米国も世界は新しいステージになるという新世界論があったみたいですが、今の世界では、金融緩和や利下げさえあれば、その後の景気回復もあれば、また、自宅待機に合う銘柄を持てば、後世まで安定との神話が拭えない世界になっています。

 

私は、シラー程の知性はないですが、直感の上では、特に、暑苦しさが似ていると思います。

 

個人的に、一番いい投資先が国債だと思っていたのですが、それも、この本で指摘されていました。この本ではインフレ連動債がいいとなっているけど、インフレが上がる確率が低い、上がっても一時的な今の世界、普通の国債でいいじゃんというのが、私の意見です。

 

この本は、ファンダメンタルズやテクニカル的要因に基づいて説明するのではなく、株式市場を構成するフィードバックループ心理的要因を基に、バブル形成について説明しています。そして、過去の事例から、2000年にバブルが崩壊する確率が高まっているとの記述を織り交ぜます。

昨今ブログやあっちこっちを見るのですが、バブル崩壊を予測する向きはあまり見ませんね。株価は回復するとか、オミクロン株は弱毒しているので、今後コロナにも振り回されない世界になるとか、薔薇色の未来を描く人が多いです。

 

しかし、この本流に言ったら、個人投資家が意識しているのは、その手のファンダメンタルズではなく、恐らくは、儲けている人が多いとの実感と噂、そして、自分の今日までの、自分は凡人であるということを忘れさせてくれるパフォーマンスではないかと思います。この辺、2000年も、恐らくは、2008年も、そして、この本に指摘がある通り、1929年もそして、今も変化はありません。

 

人間のバイアスとして、自分は暴落しても大丈夫と思うみたい、逃げ切れると思うみたいですが、もし、正常な確率論的思考を合理的市場仮説を基に持っているなら、市場の半分は自分より優秀なので、自分が利益を得る機会はないとの結論に結びつき、結果取引はしないから、残りの優秀な半分にも取引機会はないそうです。しかし、実際はそうはなっていない。この辺の矛盾を引っ張り出して、合理的市場仮説、私は使っていないですが、ダウ理論の基になる仮説の否定も織り交ぜています。

 

確かに、今の水準から、ダウ平均7000~1万ドルまで下がる事態が発生するとして、1年で暴落は完成するので、1年でこれだけ企業価値が変わるなら、市場は適正価格なんて、表示しているわけがないのです。ダウ理論使わなくても儲かるので、そこからも、合理的市場仮説がクソだと分かります。その辺の批判があった点、この本を名著にしているでしょう。

 

ところで、ここの所読んだ本は…

 

『21世紀の啓蒙』

 

これを今読んでいますが、今流行りの、世界は良くなっているというファクトフルネス論。この手の本、増えてますね。2009年なんて世紀末と言わんばかりの絶望論が本屋に並んだのに。しかし、この本は、私の直感、貧困は減っているをしっかりと統計データに基づき論じている点、環境保護についても、現実的解決策を提案している点、そして、戦争が減って平和になるのはいいことだと、男性的社会をはっきり否定している点、とてもいい名著だと思います。読み終わったら感想を書きます。

 

そして、『根拠なき熱狂』の前に呼んだのは、こちら。

『地球の未来のために僕が決断したこと』

 

この本、環境、地球温暖化を包括的に論じて、最先端の解決策を紹介する、凄く良い書でした。上の『21世紀の啓蒙』とこの本の提案する環境保護策は、ほぼ同じであり、貧困に関する見方も同じです。これについても、別で感想を書こうと思います。そして、ダウ平均が7000~1万ドルまで暴落したら、このビル・ゲイツの本を次の投資、底で米国株を拾う基準にしようと思います。

 

何故、今これらを紹介したかと言うと、年末年始の読書を振り返る為です。

そして、投資戦略の理由を説明する為。

 

今日は、1月6日。本日、ドル円だけ116.08でショートしました。株安時、直ぐに動くかは分からないが、絶望が佳境になったら基本はユーロとスイスと円に対してドルが売られるとの予測は曲げていません。

バブルを特徴づけるのは、特に、ドルで表したダウ平均やナスダックではなく、これらの株価を円建てにした結果、ユーロ建てにした結果、スイスフラン建てにした結果(最後は怪しい)、もう角度がヤバいと言うそれだけです。

外のブログを見ていると、気づいていない投資家が多い。大抵の投資家は自信を深めている。これはもう、ショートせずして何をするという。

今後1~3年の最高の投資対象は、円、株式ショート、日本国債になると思っています。

 

今日は、この辺で。良き年になりそうですね!